2011年4月25日月曜日

お江 - 浅井三姉妹の戦国時代 (平凡社新書) [新書] 武光 誠 (著) 、を読んでみた

お江関連の復習。第3弾。またまた新書です。

これ、おすすめですねぇ。

まず、文章が明解!分かりやすい文章です。

そして、地図が豊富。
オイラは地図がないとどうも不満なんですけど、この本はたくさん載せてくれている。これこれ、これですよ。勢力図が分かりやすいんです。

そして、家系図。
たくさんの兄弟が出てくる場合に、これが必要。この本は欲しい時に欲しい家系図を挿入してくれています。

そして、(→〇〇ページ)とか、関係する既出箇所を丁寧にリンクしてくれている!
これは便利。

お市の方を母とする三人の娘、茶々(淀殿)・お初・お江は、いずれも戦国時代という時空に振り回されるが、彼女たちの知性は逆に戦国時代を動かしていたのかもしれない。そういう立場で書いている。

とても読みやすいですよ。

おすすめ度は5点中、4.9点。歴史関係の新書では、最高点に近いかな。

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