2012年1月30日月曜日

国税記者  実録マルサの世界 [単行本(ソフトカバー)] 田中 周紀 (著)を読んでみた。

伊丹十三監督のマルサの女って、有名。何度見たことか。
そんなマルサっていう単語が使われているので、思わず手に取りました。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』に断続掲載されていた「実録マルサの事件簿」ですよね。これって。よく読んでました。
大幅加筆をして一冊にまとめてあります。
本書の良いところは、最近の出来事が書かれていること、とか、有名人や企業のことが書いてあること、とか、です。

著者さんは、現場大好きのベテラン記者ということもあり、なかなか良い感じのタッチの文です。

おすすめ度は5点中、3.5点。まあまあかな。

2012年1月29日日曜日

そこまで言うか! [単行本(ソフトカバー)] 勝間 和代 (著), 堀江 貴文 (著), 西村 博之 (著)を読んでみた。

デキビジのひろゆきと勝間女史の事件は、何度も見てしまいましたが、勝間女史のすごいところは、そのあと博之にきちんと謝罪して、そのあとこうやってお友達になるところ。
博之にしても、ジンバブエの話題iがアヤフヤだったので、そのあと、自分の目で確かめに行ったり、行動力抜群。
そんな二人の間を取り持つホリエモンも個人的には気になる存在です。

そんな鼎談7時間分の単なる記録というシロモノですが、勝間女史がかつて酒と煙草とコーヒーに溺れがちだったとか、3人の初恋話とか、なかなかディープな話もあり、面白く読めました。

おすすめ度は5点中、4点。ミーハーな方には、お勧めです。

2012年1月28日土曜日

日本人の誇り (文春新書) [新書] 藤原 正彦 (著)を読んでみた。

著者さんは「国家の品格」で有名な藤原センセー。
思わず手に取ったんだけど、かなりな本ですよ。


今まで、ひたすら日本が悪かったと罪悪感を植え付ける教育が蔓延してきたなかで、この本は、きちんと読みやすく、論理的な言葉で語っている。

この人の言葉はシミイルんだよなぁ。

米英ソ中の思惑を分析し、その中で日本は何を考え、どう行動したかという、歴史を広い視野でとらえて語っています。

まえがきで著者センセーの話す奥さんからの一言が、なんともお人柄を示しているのです。
「彼女は私が本書を執筆中、落ち込みそうになるたびに、『大丈夫、あなたの見識や人格が高いとは誰一人思っていませんから』と力つよく励ましてくれました。」

センセーの渾身の作ですよ。

読んで損はないです。

おすすめ度は5点中、4.9点。間違いなく良書と言えましょう。

2012年1月26日木曜日

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書) [新書] 原尻 淳一 (著)

いろんな事が書いてありました。
本棚をうぇb上に作るのは賛成です。

「アイデアがコンスタントに溢れ出る仕組み」は誰でも持てる! 「効率的なインプット」から「相手に伝わるアウトプット」へ、その刺激を受けて「さらに豊かなインプット」へ…。そんな「循環システム」をつくろう!

ビジネス書のイメージを変えたベストセラー『IEDA HACKS !』はじめ『HACKS !』シリーズ共著者にして凄腕マーケティング・プランナーの著者・原尻淳一が、インプット&アウトプットの各技術、それらをつなげるシステム構築について、具体的ノウハウを全公開。
現場調査(1次情報)&本やウェブの情報(2次情報)収集術から、クラウド時代の情報整理術、企画書や章の超具体的な書き方、自分の価値を高めるプレゼン上達法まで…。

おすすめ度は5点中、4点。


【目次】

第1部 インプットの技術

第1章 「現場の情報」力
直接ターゲット(当事者)に話を聴く習慣/インタビューのコツ/メモとノートの取り方…
第2章 情報を集める技術・読む技術
本を読むのは3段階で/ウェブ上に書棚をつくる/日本語検索+英語検索+画像検索…
第3章 データベース構築とアイデア発想
クラウドサービスを活用する/5つの揺さぶり/アウトプットへの準備がアイデア力を高める…

第2部 アウトプットの技術

第4章 型の効用
企画書の基本構造/マンダラートを活用してツリー構造をつくる/3つの編集技術…
第5章 わかりやすく自分らしい文章術
書くための「基本3原則」/自分らしい表現のための「ルールづくり」…
第6章 企画書を書く
「名作ファイル」をつくる/ビジュアルを使えば効果は倍になる/自分らしさを演出する企画書をどうつくるか…
第7章 伝わるプレゼンテーション
事前準備でおさえる3要素/スライドは「トップラインで紙芝居をつくる」/わたしのロールモデルの探し方…
内容(「BOOK」データベースより)

2012年1月24日火曜日

クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する [単行本(ソフトカバー)] 野口 悠紀雄 (著) を読んでみた。

ご存知、野口センセーの本。今度は、スマートフォンについて、書いてくださった。

超シリーズは、ずっと、読んでいる。
1993年の「『超』整理法」はいまでもオイラの机の上で大活躍中。
1995年の「続『超』整理法・時間編」の産物、超整理手帳は、すでに何年目かわからない、必需品であるのよ。
2003年には、それらの文庫版が「『超』整理法1」~「『超』整理法4」として再整理のうえ出版されている。 もちろん、買いました。

そして、google、gmailの誕生で、センセーは、ついに登場したディジタルオフィスについて、こう、おっしゃる。「あなたでしたの?王子様。ずいぶんお待ちしましたわ。」眠れる森の美女の一節だ。
つまり、gmailの検索機能を向こうから現れたと表現したのだ。
このあたりは説明すると大変なので説明しませんが、超整理法が勝手に無料で現れたというと、直感的かもしれないですね。

兎にも角にも、どうやら、スマートフォンでgmailで仕事できるといいかも知んない。オイラの会社はそうな行かないので、まだまだ壁は厚いし、高いなぁ。

おすすめ度は5点中、4点。後半、飽きた。

2012年1月23日月曜日

竜馬がゆく(1)~(8) (文春文庫) [文庫] 司馬 遼太郎 (著) を読んでみた。

新年早々、司馬遼太郎ちゃんの「竜馬がゆく」を味わってしまいました。
速読なんてできないので、なんか、ゆっくり読んじゃいましたが、何度読んでもいいですね。

オイラがやっぱりワクワクするクダリは、なんといっても「船中八策」を竜馬が書くところ。

知識を吸収し、温めて、何が求められているのか、インキュベートしていくと、、、、、、生まれたァ!!
という感じがします。
仕事もそんなことが多いです。
ずーーーーっと一つのことを考えていくと、頭の中で、熟して、発酵して、いつか夢の中で、物凄いアイデアになることがある、そんな感じ。
船中八策はいろんな人に影響を与えて、五箇条の御誓文に発展していく。まさに、日本の夜明けに通じているんだよなぁ。
お母さんに「なんで坂本龍馬って、お札の人にならないのかね?」って聞いたら、鼻で笑われてしまいました。そんなもんかな。

おすすめ度は、文句なし、5点中5点です。何度読んでも面白いですよ。

2012年1月15日日曜日

バカ日本地図―全国のバカが考えた脳内列島MAP [単行本] 一刀 (著) を読んでみた。

前にネットで見たことがある動画。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3395557
本になっているとは知りませんでした。
つい、手にとってしまいました。

やはり動画のほうがいいけど、ネットで初めて見た時の感動はよみがえりましたね。

おすすめ度は5点中3.5点。ネットで見れば十分かな。世界版、東京版もよろしく。

2012年1月12日木曜日

実力大競争時代の「超」勉強法 [単行本(ソフトカバー)] 野口悠紀雄 (著) を読んでみた。

野口悠紀雄サンの本です。彼のノウハウ本、つまり「超」シリーズは、多分、全部読んでいます。
だんだん毎年勢いを失っている「超整理手帳」も、もう10年以上愛用していますし、超整理法なども、すでに10年以上活用しています。

その先生の超勉強法第2弾です。

色々書いてありました。

やっぱり英語ですって。
「MSNBC」って知ってます?これ見て、勉強しろって。
英語やり直そうかなぁ。

要は学習の意欲を持っているかどうかが大事なんだって。

おすすめ度は5点中、4点。野口せんせって、若いよねぇ。

2012年1月11日水曜日

「横書き」を読むスーパー速読1週間(祥伝社新書256) [新書] 日本速読協会 (著), 井田 彰 (著)を読んでみた

かつて速読の本はたくさん読んで、少し、練習もしたことあります。その効果は少しだけあって、オイラの読む速度は大体どんな文章でも1000文字/分くらいで、平均より少し速いくらいです。

この本は、その横書き版。
縦書きはたくさんあるんだけど、横書きは初めて。

んで、手にとって見た。

結論から行って、やっぱりこれ以上速くならなかった。
速読って、やっぱり気合いだと思うんだよなぁ。こういう情報が欲しいんだけど、それって、文章にある??って読む方法だと思うのよねぇ。

それにしても6000文字/分読めたら、確かに世界観変わるよね。

おすすめ度は5点中、3点。速読の本でした。