2011年12月25日日曜日

スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則 [単行本] カーマイン・ガロ (著), 外村 仁 解説 (その他), 井口 耕二 (翻訳)を読んでみた。

まえに、「驚異のプレゼン」うんちゃらかんちゃらって本を読んだことがあり、その続編っていうことで、手に取りました。プレゼンの時の感想は下記の通り。

http://hyakumanben.blogspot.com/2011/02/blog-post_22.html



ま、とにかく、まとめ方がいいですね。まとめてあるので、なんかそれに甘えて、さーーーっと読んだりして。

プレゼン資料と説明資料を混同していないか??最後の解説者さんが言ってる言葉です。

これって、名言。オイラの会社もそういうプレゼンがよくあるんです。

参考になりました。

おすすめ度は5点中、3.8点。前回の驚異のプレゼンの時のような感動はなかったかなぁ。






■ジョブズ流 人生・仕事・世界を変える7つの法則

法則1:大好きなことをする(キャリア)
法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)
法則3:頭に活を入れる(考え方)
法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)
法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)
法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)
法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)

スティーブ・ジョブズ II [ハードカバー] ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)を読んでみた。

第2巻は、アップル復帰からitunes、ipod、iphone、ipad。
そしてガンとの闘い。。。

最後は少し泣けてきた。とにかくもう少し生きて、もっともっとすごい製品を世に送って欲しかったなと切に思った。

とにかく時間が結構かかるので、一気に読んだほうがいいです。

時間がない方は、本の最初に載っている写真だけでも楽しいですよ。

おすすめ度は5点中、3点。重たいので通勤には向きません。

スティーブ・ジョブズ I [ハードカバー] ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)を読んでみた。

話題の本。厚いよねぇ。平積みになっている本。世界同時発売。

思わず手に取る悪い癖。。。。

なんか、スティーブジョブスのことが、本人の独白含めて、つらつらつらつら書かれている。

第1巻は、出生からアップル創設、クーデターからネクスト、ピクサーあたりまで。
ドラマティックな人生ですね。

おすすめ度は5点中、3点。ちょいと長いですね、文章が。

【中国版】サブプライム・ローンの恐怖 (幻冬舎新書) [新書] 石 平 (著)を読んでみた。

中国もバブル崩壊か。
中国って、どうも怪しいんですよね。

んで、思わず手に取りました。

中国の経済繁栄は、なんと国家予算による虚構らしいんですな。
んで、元を乱発しているおかげでインフレ爆発。虚構ですから、いつかは崩壊する。

その時期とは??もうすぐらしいですよ。

おすすめ度は5点中、3点。まあまあ面白かった。

アイドル進化論 南沙織から初音ミク、AKB48まで(双書Zero) [単行本] 太田 省一 (著)を読んでみた。

アイドルというと、そんなに興味はありませんが、歌謡曲ってなると、好きなんです。
けど、きちんと整理しているしている本って、かつて、岩波新書でよんだだけ。

んで、思わず手に取りました。

松田聖子論は、きちんと読みました。なかなか深いですが、「知熱発電所」っていうブログサイトを超えるを超える評論はなかなかなかったような。。。。
でも著者さんって、非常に読みやすい日本語を書く方なので、非常に楽しかったです。

おすすめ度は5点中、4点。歌謡曲って、楽しいですねエェ。

尿酸値をしっかり下げるコツがわかる本 (学研実用BESTまいにちの健康BOOKS) [単行本] 大山 博司 (監修)を読んでみた。

オイラの尿酸値は非常に高いです。
かつて、行きつけのお医者さんに「オリンピック級」と言われたことがあるくらい。
んで、思わず手に取りました。

あまり新しいことはかいてありませんでしたが、綺麗な装丁なので、読んでて飽きませんでした。

やはり私の場合、2.5リットルくらいの水を飲まなければならないようです。

おすすめ度は5点中3.5点。ためになりました。



2011年12月10日土曜日

あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方―これだけやれば成功する50の方法 [単行本] OZPA (著) を読んでみた。

人気ブログってなんでしょう。

どうしたいんでしょう。

どういうメリットがあるんでしょう??

思わず手に取りました。

具体的には、はてなブックマークの利用や、ゲストライターとしてアルファブロガーに寄稿するなど、具体的なテクニック面が書いてありました。また、ブログ管理人に必要な心構えなどメンタル面にも
言及しています。

ま、最初の方の馴れ馴れしい文章が嫌になったら、この本、ずっとだめでしょうね。

おすすめ度は5点中、2点。あまりおすすめしません。

「折れない心」をつくるたった1つの習慣 (プレイブックス) [新書] 植西 聰 (著) を読んでみた。

折れない心って、欲しいですよね。元気があれば何でもできるけど、心が折れているとなんにもできないもんね。思わず手にとりました。

見開き2ページでトピックが完結しているので、とても読みやすいです。これぞ、お気楽極楽、新書の醍醐味。軽く読めるのが良いです。 

目次を最後にコピペしたけど、まず、
   ①折れる心についての気づくことを教えてくれる
   ②心が折れやすい人という存在を認めてくれる
   ③しなやかで折れない心を作るための具体的な手段を教えてくれる
という感じでまとまっています。

「たった1つの習慣」というのは、最後までわかりません、っていうか、たった一つじゃねえだロゥ、って感じ。

おすすめ度は5点中、3点。さーーーと、読めます。

目次
1章 心を折っているのは、じつは自分だった?
2章 なぜ折れやすいのか、意外な原因を知ろう
3章 無理にポジティブにならなくていい!
4章 自分の中の「へこたれない心」を呼び覚ます
5章 ちょっとヘコんだときの確実なヒント
6章 立ち直れなさそうな心に効くメニュー
7章 「視点」をシフトすれば人間関係に強くなる!
8章 脳のしくみを生かした“高いハードル”の越え方
9章 すぐ折れない心をつくる新しいアプローチ
10章 「折れない人」になる言葉の使い方

「できる人」の相談する技術 (角川oneテーマ21) [新書] 福田 健 (著) を読んでみた。

相談するって、大事だよね。

最近の話をひとつ。

状況が刻々と変わる中で、部下の一人が、「話が違うっすよ。できるわけないっすよ。できません。」って、本当に面談の場所で、ケツをまくった。この人は、自分の脳力の低さもさることながら、報告、連絡、相談することもせず、ある日突然、出来ませんって言ったのだ。

なんということでしょう。

すぐさま、オイラは、他の部署から人を手配して、補強した。

つまり、彼は、プライドばかり高くて、相談できない人だったのだ。

この本は、そういうことが書いてある。
終章のエッセンスにつきます。

1.人に相談して他人の力を借りることは素晴らしいことであり、それによって、仕事も人間関係も前進する。

2.人の相談にのるのは、相手を支援すると同時に自らのコミュニケーション力を向上させることに繋がる。

3.相談する、相談に乗る姿は、お互いが等身大の姿で向き合うことである。


おすすめ度は5点中、4点。

問題の彼は、未だに自分の欠点に気づいていない。成長がないということは悲しい事だ。

2011年12月4日日曜日

「坂の上の雲」と日本近現代史 [単行本] 原田 敬一 (著) を読んでみた。

坂の上の雲、盛り上がってますよね。
ほんと。3年目で本当に待っていた。


んで、3年目にもかかわらず、新しい本が出ていました。思わず手に取ったのは、当然。

著者さんは、大阪大学の先生。日清・日露戦争とつながる現代を描いた本である。
司馬さんと考える「大日本帝国」の歴史と21世紀を司馬さんの文章を織りまぜながら書き綴る。
最初は、面白いんですが、途中から、ここは司馬さんは間違っている的な文章が多くて、だんだん、この人は司馬さんが間違っているということを歴史学者として言いたいだけなのかなぁ、と、思ってしまいました。

内容は面白いんですが、もう少し、書き方はあったのではないかと思います。
「坂の上の雲」というタイトルを掲げるのであれば、それはすでに、司馬さんの尻馬に乗っているのですから、それを、学問的に後出しジャンケン的に内容批判しても、どうだかなぁと思います。

おすすめ度は5点中、3点。


【目次】

プロローグ 二一世紀に生きる君たちへー司馬さんのメッセージの意味/1 幕末維新の「苦味」/2 「坂の上の雲」の語る「明治日本」と近代史/3 「坂の上の雲」と日清戦争/4 「坂の上の雲」と日露戦争/5 加害者としての「大正日本」と「昭和日本」/6 戦後日本の希望が歴史を見る眼を育てた/エピローグ 二一世紀の日本とアジア

50代から得する たった3秒のパソコン術 (知的生きかた文庫) [文庫] 中山 真敬 (著) を読んでみた。

50代から得するっっっていう、そのキーフレーズに惹かれて、思わず手に取りました。

ま、当たり前の事が多いんだけど、よーく読んでみると、色々なTIPSがありました。

曰く、速聴フリーソフトがあるって話。
曰く、alt+enterkeyで、連続入力。
曰く、トクー!市で格安旅行。
曰く、アイアイで視力回復というソフト
曰く、ヨガの再生時間指定で先生と同じ時間でヨガできる
などなど

いろいろ使えそうなことが書いてありましたよ。

おすすめ度は5点中、4点。まあまあでした。こういう切り口もあるんですね。

2011年12月2日金曜日

大転換する日本のエネルギー源 脱原発。天然ガス発電へ (アスキー新書) [新書] 石井彰 (著)を読んでみた。

著者さんは、エネルギーアナリストの石井彰さん。

石油公団、米ハーバード大学国際問題研究所客員研究員などの経験を活かし、1992年から石油・天然ガスを中心としたエネルギーの国際動向分析を行っているんだって。

これからは、天然ガスだと。

アメリカでは「シェールガスと呼ばれる新世代の天然ガスの生産量が急増しているらしい。
とにかく安くなり始めているらしい。

なのに、世界のLNG市場の急変に取り残されるような形で、日本は、世界一高い天然ガスを輸入し続けているんだって。
これって、やばいよね。

おすすめ度は、5点中3点。文字のタイミングと図表のタイミングがずれています。読みにくかった。

人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白 (新潮文庫) [文庫] 美達 大和 (著) を読んでみた。

ロングのB級の刑務所って知ってます?オイラは初めて知りました。

LB級刑務所──そこは、受刑者の半数が殺人犯。刑期8年以上の犯罪傾向が進んだ者のみが収容されるところなんだって。

著者は、自らに絶対的確信を抱いて冷徹に二人の人間を殺した男。殺すことに全く疑問を持たなかった人物。そして、収監された刑務所で、全く反省しない同囚たちに囲まれながら、自分の罪とどう向き合ったのか? 


この著者はまちがいなく頭がよいのだと思う。
知能抜群ですよ。

しかし、彼には社会とのツナガリより、自分の信念に正直であるべきだという価値観が優先しているんだよね。それが2件もの殺人を犯すきっかけとなった。

彼にとって信念とは、つまり、父親なんだ。

父親からの影響が彼を殺人へとイザナウんだなぁ。

しかも、いまだに彼はそんな父親を愛しているんだ。すでに他界しているにもかかわらず。
これって、ショック。そんな人、いるんだね。
  
この本の記述の中に時々難解な用語が出てくるのは、ちょいと行き過ぎかもね。青臭い。

この本の後半には、同じ刑務所にいる囚人の話が出てくるが、飛びぬけて優れたやくざの幹部たちを除いては、どれも救われないヒトビトです。こういう人、職場にもいるよね。

おすすめ度は5点中、4点。なかなか読み応えありますが、ここまでオイラは強くなれないかなぁ。