2011年3月9日水曜日

「みんなの意見」は案外正しい、を読んでみた


著者は、『ニューヨーカー』金融ページの人気ビジネスコラムニスト。アメリカ人。
もちろん訳本です。

高校時代の友達が、フェイスブックで「この本は良い」って書いてたから、取り急ぎ、読んでみた。

著者は『ニューヨークタイムズ』『アートフォーラム』『ワイアード』などでも幅広く活躍している。交通渋滞の解消やテレビのクイズ番組、株式市場、選挙予測からグーグルに至るまで、幅広く興味深い逸話とケーススタディを繰り出して、全米の話題をさらった噂の本らしいね。

2006年の本だけど、文字がチイセエエエエエ。いまどきの本でこんなに文字が小さいのは良くないです。

中身は、ちーと難しいよ。「群集知」っていうのかなぁ。
「適当な状況があれば、集団っていうのは、その集団の中の個々人の誰よりも優秀な判断を出す」というのがこの本が言いたいこと。その条件っていうのは
(1) 意見の多様性、(2) 各メンバーの独立性、(3) 分散化、(4) 意見集約のための優れたシステム、が揃った時だと。

ま、(4)は、Googleなんか良い例かもねぇ。うまく解釈できてませんかな??

この本のいちばんの魅力は、わかりやすい事例がたくさん載っていること。この点は評価できます。

おすすめ度は5点中、4点。難しいな、少し。オイラには難しかった。お恥ずかし。

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