2011年8月19日金曜日

メガチャイナ―翻弄される世界、内なる矛盾 (中公新書 2106) [単行本] 読売新聞中国取材団 (著) を読んでみた

中国って、本当に気になります。日本は彼らなしには、成立しなくなってきている。良きにつけ悪しきにつけ、彼らのことは知らないとだめでしょ。
日本を抜き、GDP世界第二位の中国。
しかし、国内では経済格差や環境汚染が深刻化。少数民族の弾圧、ネット検閲、尖閣諸島とか、周辺海域への進出したりして、世界の反発も根強い。
当代の無責任大国:中国は責任ある大国になれるのか。
なれねぇ、なれねぇ、もうなれねぇ?
ということで手にとった。

読売新聞の編集ということなので、華美な表現とかはありません。
豊かな生活を追い求めることに躍起になっている中国人民。とにかく関心ごとは、自分の利益。
共産党一党独裁のなかで、社会主義とは名ばかりの実質的な階級社会。
そんな事実を淡々と記述している本なのだ。

将来予測の記述はあまりないです。

★★★★☆
4点かな。

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