2011年2月8日火曜日

江-浅井三姉妹と三人の天下人-、を読んでみた

戦国武将・浅井長政と信長の妹・お市の間に生まれた浅井三姉妹の物語を、
滋賀県近江を中心に見ていく本。

江は、近江の武将・浅井長政とお市の下に三姉妹の三女として生まれた
おちゃめで聡明な女の子。

その波乱に満ちた一生を描いている。

この本、おすすめです。非常に分かりやすいです。
理由1:地図がチャント載っている。
理由2:西暦が併記されている。
こういう歴史関係の本って、文字ばかりの本が多いんだよね。
ところがこの本はいいよ。戦争の攻防がよくわかるし、西暦併記だから、
前後関係がよくわかる。

大河ドラマを見てるから、ますます興味深く読めました。   

一応復習すると、
長女・茶々(淀殿) …秀吉の側室となり、二人目の子どもが豊臣秀頼。大坂夏の陣で秀頼とともに自刃。宮沢りえ。
次女・初(出家後:常高院)…京極家当主・京極高次に嫁ぐ。子どもはなく、三姉妹のなかで一番長生きした。水上あさみ。
三女・江(出家後:崇源院)…三度結婚し、二代将軍・徳川秀忠の正室となる。息子の家光は徳川幕府の礎を築いた。のだめカンタービレ。

あと見逃せないのが、浅井家からずっと茶々の乳母だった大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)。
大野治長の母。大蔵卿局はすごくやり手だったらしい。
おいら、そんな事知りませんでした。

おすすめ度5点中、4.9点。

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