2011年7月7日木曜日

学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール (光文社新書) [新書] 木暮太一 (著)を読んでみた。

わかりやすい説明って、難しい。メールでも、話し言葉でも。
「学校では教えてくれない」っていう光文社独特のいつものうますぎる題名に惹かれて、
手に取ってみました。

読みやすいですねぇ。わかりやすいです。
あまり目新しいことはありませんけど、比較的納得できることが書いてあります。

曰く、わかりやすく説明できるようになるには練習・訓練が必要。才能ではない。
曰く、テーマや話相手の対象をはっきりさせる。
曰く、わかりやすくするという意識が大事
曰く、表現は単純ですっきりしたものが良い
曰く、短い文章で書くと伝わる。長い文章は誤解を招きやすい。
曰く、無生物を主語にしない

など。

最後の方には、たとえば、「日本銀行」とか、「為替」とか、「株」とかを
一般の人向け、高校生向け、小学生向けに説明した文章が出てくる。

それを比較すると、対象をはっきりさせ、対象に応じた説明を使い分けるのが大事だということがよくわかりました。

おすすめ度は5点中、4点。おすすめです。

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