2011年7月14日木曜日

高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書) [新書] 勝間 和代 (著) を読んでみた

ご存知、勝間和代さんの本です。タイトルに惹かれて思わず手に取りました。この本は、「ストリートスマート」になりましょうっていう本です。ストリートスマートの意味が最初にurban dictionary訳で出てきます。

A person who has alot of common sense and knows what's going on in the world. This person knows what every type of person has to deal with daily and understands all groups of people and how to act around them. This person also knows all the current shit going on in the streets and the ghetto and everywhere else and knows how to make his own right decisions, knows how to deal with different situations and has his own independant state of mind. A street smart person isn't stubborn and actually listens to shit and understands shit.

つまり、この本は、「頭がいい」といわれている人たちの秘密をまとめた本なのだ。

そして頭がいい人の定義として学歴が高い「アカデミック・スマート」と対比する形で「ストリート・スマート」を提唱しているってことだ。

「ストリート・スマート」は、曰く、人情の機微や人の動きをよく分かっていて、どういう状況でも正しい判断がよくできて、かつ、自立心が旺盛である、独りよがりではない、というイメージだそうだ。

ちょっと難しいけど。

曰く、状況理解・判断能力がある
曰く、人の気持ちの機微がよく分かる
曰く、自立心が旺盛だが、独断的ではない

目次的には、
・頭のいい人の7の習慣
・頭がいい人の7つのスキル
・新しい考え方をもたらす7つの視点
・頭をよくする7つの方法

アルペングループのエピソードや、塾を展開した会社のエピソードは面白かった。孫正義さんもストリートスマートの典型だって。オイラの印象に残ったのは、「世の中に易行はない。」って言葉。そうだよねぇ。この言葉を逆にとって、現在の苦行を楽しもうかなぁ。

おすすめ度は5点中、4.5点。読みやすいし、為になったかも。

テンプレ商売だって。面白い単語もたくさん出てきますよ。

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