この本は、小泉先生の辛口痛快エッセイです。かなり辛口かも。和食国粋主義的なところまで行っているかも。この人はそんな単純な和食主義者じゃなくて、本当にうまい和食は健康にも文化にもイイよと言ってるだけ。本当に和食が好きなんだよなぁ。
納豆、干物、漬け物、日本酒がとにかく好き。好き過ぎて、今回は、かなりラディカルです。
曰く、食文化は国民の歴史であり、財産である。
曰く、食の堕落は国を堕落させる。
曰く、日本人よ、今こそ日本食を食べて元気を取り戻せ!
読んだ方々の感想は賛否両論ですが、オイラは、先生の言う事に全く賛成。だって、先生ったら、ヨーロッパ行けば赤ワインごくごく、ソーセージもぐもぐ。パスタもスープも肉も食い放題の人だもの。
決して排他主義ではないのだよ。みんな、先生の胃袋を知らんのだなぁ。
おすすめ度は5点中、4.8点。良い本ですよ。頑固親父のひとりごとですね。
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