2011年9月4日日曜日

クラウド時代の正体 (ベスト新書) [新書] 白鳥 敬 (著) を読んでみた

「クラウドって、いまや、インターネットと同意義で使われ始めた感があります。」って、慶応のインタネット界の巨匠、メガネの村井純先生が言っていた。

この本は、そんな便利ですごいクラウドを使う際に、気をつけるべき点を教えてくれている。

いわく、パソコンを使ってネットにアクセスする人は、ネット側(クラウド側)からの攻撃を受ける可能性があるんだって。

著者さんは以下のようなことを警鐘として、言っている。
p195な。丸写しだからちょいと取り扱い注意で。

「1.クラウドをあまり過信せず、個人情報や企業の内部情報をクラウドに出すときは細心の注意を払うべきである。情報はネット上のどのサ-バにあるかわからない。そこは信頼性に著しく欠けるところかもしれない。

2 ネットの情報は常に変化している。情報を時間軸で追い、ほかの情報とともに相互検証を行わなければならない。

3 いったんネットにでた情報は未来永劫、絶対に消えることはない。個人情報を出さないように最新の注意を払うべきである。

4 フラッシュメモリー、ハードディクス、GPSなど情報機器から漏れる情報もある。デジタル機器に関する最低限の知識を身につけるべきである。

5 ネットで得た情報は信頼性の確認を十分に行うべきである。最悪の場合は、何者かに煽動されてしまう。

6 ネットで得た情報の安全性(セキュリティ)に十分配慮すべきである。アンチウィルスソフトは確実に入れておくこと。ファイアウォールの確認を怠らないこと。

7 個人情報が流出してしまった場合は、放っておくこと。騒ぐとかえって炎上する。」

なるほどね。まあ、基本的な知識かもしれませんねぇ。

おすすめ度は5点中、3点。
ITホワイトボックスの方がずっとわかりやすかった。ははは。

0 件のコメント: