著者さんは「国家の品格」で有名な藤原センセー。
思わず手に取ったんだけど、かなりな本ですよ。
今まで、ひたすら日本が悪かったと罪悪感を植え付ける教育が蔓延してきたなかで、この本は、きちんと読みやすく、論理的な言葉で語っている。
この人の言葉はシミイルんだよなぁ。
米英ソ中の思惑を分析し、その中で日本は何を考え、どう行動したかという、歴史を広い視野でとらえて語っています。
まえがきで著者センセーの話す奥さんからの一言が、なんともお人柄を示しているのです。
「彼女は私が本書を執筆中、落ち込みそうになるたびに、『大丈夫、あなたの見識や人格が高いとは誰一人思っていませんから』と力つよく励ましてくれました。」
センセーの渾身の作ですよ。
読んで損はないです。
おすすめ度は5点中、4.9点。間違いなく良書と言えましょう。
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