非常にまとまって、読みやすい新書でした。
ミスは原因を調査追究しても、明確な答えはないと著者は言う。後半の実践編では、「どのようにミスを減らすか」が、多方面から論じられていて面白いです。実際に起きてしまった事件の具体例もおおいので、分かりやすいです。
例えば、書類レイアウト。流れに沿って書きこむことができるものがミスを未然に防ぐことができたり、ミスがあっても次工程に行かないといことがわかります。この資料だけでも非常に為になりました。
章立てやGood design!とか、Bad design! とか具体例も秀逸。
おすすめ度は5点中、4.9点。繰り返し読むべき本と思われました。オイラの好きなタイプの新書だす。
以下はアマゾンからのコピーです。備忘のために貼らしてもらいます~。
◎ 概 要
「クリック一つで大損失」の時代!
「事務処理能力がないもので」......と、自分を甘やかして
いませんか?
文系の会社のミスは、今や日本の大問題。
その原因と対策、ミスを減らす体制作りの方法。
◎ 内 容
現代は「うっかり」が通用しない社会である。
コンピューターと通信技術の進歩が諸刃の剣となり、
間違える時もボタン一つで一瞬のうちに大損害を出せるように
なってしまった。
事務作業者には、今までと比較にならないほど、
高い信頼性が厳しく求められている。
そもそも工業系の会社は、事故防止の努力を長年続けており、
知識と経験を積んでいるのだが、
それに比べれば文系の会社の方はミスへの免疫が弱い傾向にある。
本書では、新しい視点から「事務ミス」を分析しなおし、
ミスや事故が絶えない会社を「ミスに強い組織」に変える具体策を提示する。
人はなぜミスをし続けるのか、ミスを防ぐ上で注目すべき力とは何か、
さらに、事務ミスを防ぐポイントとして、
「手順」や「書式レイアウト」「報告」「通達」「マニュアル」等を
どう見直すか、などを、具体例をあげながら紹介する。
◎ 目 次
I 理論篇 なぜ人はミスをし続けるのか?
第1章 人は「有能」だからこそ間違える
第2章 間違えのメカニズム追究はきりがない
第3章 そもそも「間違い」とは何か?
第4章 時代が事務ミスを許さない!
II 実践篇 ミスはこう防ぐ
第5章 ミスの解決は、「6つの面」から考える
第6章 「気付かない」から事故になる......ミスを防ぐ力その1「異常検知力」をつける
第7章 異変のはじまりはどこか?
......ミスを防ぐ力その2「異常源逆探知力」で復旧を容易にする
第8章 「ミスをしないこと」は目標になりえるか
......ミスを防ぐ力その3「作業確実実行力」とのつき合い方
第9章 御社の「手順」はムダだらけ
......ミスを防ぐ作業手順を組み立てる
第10章 氾濫する「ダメ書式レイアウト」
......書式を改良して事務ミスを防ぐ
第11章 「ミスに強い」組織に変える
◎ 著者プロフィール
中田 亨(なかたとおる)
1971年、神奈川県生まれ。東京大学大学院修了。
現在、独立行政法人産業技術総合研究所研究員。博士(工学)。
様々な業種の企業とヒューマンエラー防止の共同研究を進める。
著書には、『防げ 現場のヒューマンエラー』(日科技連出版社)、
『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』(化学同人)、
『理系のための「即効!」卒業論文術』(講談社ブルーバックス)
などがある。
内容(「BOOK」データベースより)
現代は「うっかり」が通用しない社会である。コンピューターと通信技術の進歩が諸刃の剣となり、間違える時もボタン一つで一瞬のうちに大損害を出せるようになってしまった。事務作業者には、今までと比較にならないほど高い信頼性が厳しく求められている。そもそも工業系の会社は、事故防止の努力を長年続けており、知識と経験を積んでいるのだが、それに比べれば文系の会社の方はミスへの免疫が弱い傾向にある。本書では、新しい視点から「事務ミス」を分析しなおし、ミスや事故が絶えない会社を「ミスに強い組織」に変える具体策を提示する。人はなぜミスをし続けるのか、ミスを防ぐ上で注目すべき力とは何か、さらに、事務ミスを防ぐポイントとして、「手順」や「書式レイアウト」「報告」「通達」「マニュアル」等をどう見直すか、などを、具体例をあげながら紹介する。
2011年4月16日土曜日
2011年4月14日木曜日
その英語、ネイティブはハラハラします (青春新書インテリジェンス) [新書] デイビッド・セイン:岡 悦子 (著) 、を読んでみた
I don't really like him. と、 I really don't like him. の違いとか、色々書いてある。
とにかく文例が多いから、肩肘張らずに楽しく英語の知識が増やせるのが良いですね。クイズ形式だから、どこから読んでもすぐに入っていけるのも良いです。
とにかく文例が多いから、肩肘張らずに楽しく英語の知識が増やせるのが良いですね。クイズ形式だから、どこから読んでもすぐに入っていけるのも良いです。
んで、答えとして良くないハラハラする使い方は、「DANGER」って書いてある文。
OKの使い方が良いのです。結構、使ってるますぜ、おいら。DANGER文章。オイラって、外国人をハラハラさせてるんだねぇぇ。見出しやマークが、スッキリ見やすいので、良かったです。
おすすめ度は5点中、4点。軽く読めておすすめです。
でも記憶に定着させるには、繰り返しが必要でしょうなぁ。とほほ。
英語が社内公用語になっても怖くない グローバルイングリッシュ宣言! (講談社プラスアルファ新書) 船川 淳志 (著) 、を読んでみた
この本は、英語が、英語を母国語としない人たちがコミュニケーションを行う場合の公用語になっているという点を強調してくれている。つまり、ブロークンイングリッシュこそ、グローバルイングリッシュなんだから、われわれこそ、グローバルイングリッシュのネイティブスピーカーなのだぁぁぁと、看破する。この言葉を聞いて、少し自信が出てきました。
ただし、TOEIC600点程度では英語でビジネスを行うための基礎英語力が十分ではない可能性があるので、そのような人はまずしっかり基本を固めたほうが良いよって言っている。英語が今うまい人で、猛勉しなかった人はいないって。とほほ。
常に論理的に話をすること、説明の手間を惜しまないこと。国民性の違いによるコンテキストとコンテンツの依存度の違いがあるからなんだって。きちんと説明して初めて伝わるんだそうだ。ふーーーん。なるほど。
あと、PREP。つまり、point→reason→example→point。結論→根拠→例→結論を意識するとうまく伝わるらしい。なるほど。
一定の英語力は備えてこれからビジネスの現場で英語を使って仕事をしていかなければならない人、つまり、オイラなんかにとっても有意義な内容でありんした。
ちょっと後半、だれたかな?
おすすめ度は5点中、3.2点。
ただし、TOEIC600点程度では英語でビジネスを行うための基礎英語力が十分ではない可能性があるので、そのような人はまずしっかり基本を固めたほうが良いよって言っている。英語が今うまい人で、猛勉しなかった人はいないって。とほほ。
常に論理的に話をすること、説明の手間を惜しまないこと。国民性の違いによるコンテキストとコンテンツの依存度の違いがあるからなんだって。きちんと説明して初めて伝わるんだそうだ。ふーーーん。なるほど。
あと、PREP。つまり、point→reason→example→point。結論→根拠→例→結論を意識するとうまく伝わるらしい。なるほど。
一定の英語力は備えてこれからビジネスの現場で英語を使って仕事をしていかなければならない人、つまり、オイラなんかにとっても有意義な内容でありんした。
ちょっと後半、だれたかな?
おすすめ度は5点中、3.2点。
ウィキリークス (アスキー新書) [新書] 蜷川真夫 (著), 石川幸憲 (著) 、を読んでみた
地震の話題でウィキリークスって忘れ去られているけど、2010/11/28は結構世の中を震撼させたんですよね。大量に入手した外交公電を、マスメディアを通じて公開したんですよ。これ、大きなニュースになり、賛否両論を巻き起こしました。そのあと、急に強姦罪で逮捕されたり、創設者のジュリアン・アサンジ氏は追い込まれますが、見事、復活。
折しも、日本では同じ時期に尖閣諸島での漁船衝突事件の映像がユーチューブに流出したこともあり、国家の機密情報が世の中に安易に公開される現象に、日本中が注目しました。
ジュリアンアサンジって、子供の頃、少し暴力をうけていたようなこともあったようで、不幸な青少年時代だったようですね。その部分は少し同情してしまいました。
入門書としては良いと思いました。でも、おすすめ度は5点中、3点かな。
暴露の一片だけ紹介。カダフィ大佐は高所恐怖症(笑)
折しも、日本では同じ時期に尖閣諸島での漁船衝突事件の映像がユーチューブに流出したこともあり、国家の機密情報が世の中に安易に公開される現象に、日本中が注目しました。
ジュリアンアサンジって、子供の頃、少し暴力をうけていたようなこともあったようで、不幸な青少年時代だったようですね。その部分は少し同情してしまいました。
入門書としては良いと思いました。でも、おすすめ度は5点中、3点かな。
暴露の一片だけ紹介。カダフィ大佐は高所恐怖症(笑)
2011年4月12日火曜日
今すぐ使える!ロジカルシンキング (PHPビジネス新書) [新書] 堀 公俊 (著) 、を読んでみた
ロジカルシンキング。昔、勉強したなぁ。ということで、思わず手にとった。
良く書けています。特に大手食品メーカー営業企画課に務める入社7年目の中堅社員、志幸くんと祐子先輩のやりとりが楽しいですよ。
構成もいいです。これこそ新書の構成です。
ロジカルシンキングに必要な3つの思考が章毎に書かれています。
さらに合計35の思考術も書いてあります。
2章:「論理構築力」~なぜ、そうなのだろうか?
3章:「批判的思考力」~本当にそれは正しいのだろうか?
4章:「多面的思考力」~他の考えはできないのか?
2章と4章がいいです。特に4章。多面的考え方って本当に必要なときあります。簡単に言うと、切り口をどのようにとるのか、っていうこと。
真っ白なホワイトボードを前に、ああでもない、こうでもないって企画していることってよくあるんですが、その場合のツールについてもまとめてあります。〇〇分析、とか。
おすすめ度は5点中、4.2点。楽しく読めました。
良く書けています。特に大手食品メーカー営業企画課に務める入社7年目の中堅社員、志幸くんと祐子先輩のやりとりが楽しいですよ。
構成もいいです。これこそ新書の構成です。
ロジカルシンキングに必要な3つの思考が章毎に書かれています。
さらに合計35の思考術も書いてあります。
2章:「論理構築力」~なぜ、そうなのだろうか?
3章:「批判的思考力」~本当にそれは正しいのだろうか?
4章:「多面的思考力」~他の考えはできないのか?
2章と4章がいいです。特に4章。多面的考え方って本当に必要なときあります。簡単に言うと、切り口をどのようにとるのか、っていうこと。
真っ白なホワイトボードを前に、ああでもない、こうでもないって企画していることってよくあるんですが、その場合のツールについてもまとめてあります。〇〇分析、とか。
おすすめ度は5点中、4.2点。楽しく読めました。
2011年4月9日土曜日
睡眠の科学 (ブルーバックス) [新書] 櫻井 武 (著) 、を読んでみた

ブルーバックスを久しぶりに手にとってみた。少し字が小さいねぇ。
この本は、「睡眠」を第一人者が解明してくれている。眠りってわからないことだらけ。眠る理由さえ、実は定かではないらしい。睡眠は謎に包まれているのだ。
著者は「オレキシン」っていう物質が、睡眠に重要な役割をはたすことを初めて発見したひと。非常に明快な文章です。頭いいんだろうって思う。んで、柳沢正史テキサス大教授の後輩なんだって。柳沢教授とは、山中伸弥京大教授(iPS)と並んでノーベル医学生理学賞に最も近い日本人研究者と言われている。その弟子ってことだね。
眠りには大きく3つって、わかる。1)リズムで眠る。(概日リズム・セロトニン/メラトニン系・体内時計)、2)疲れて眠る。(睡眠負債)、3)腹一杯で眠る。
この3番目の眠りに大いに関係する脳内ペプチド・オレキシンの発見(1998年)で世界的に有名なのが、ちょしゃ。桜井先生だ。オレキシンの発見は、睡眠学の世界でもドンデンガラリの大発見。オレキシンとナルコレプシーという奇病との関連が面白い。
とにかくこの本のキーワードは、「オレキシン」。オイラ初めて知ったなぁ。
その物質が明かした「覚醒」の意味とはなにか。すごく読み応えありすぎて、酔っ払った帰りの電車では少し重たかった。
最後には、レム睡眠とノンレム睡眠の関係にも触れていて、とにかく内容充実。
おすすめ度は5点中、3.8点。さすがブルーバックス。かなりの強者でした。
この3番目の眠りに大いに関係する脳内ペプチド・オレキシンの発見(1998年)で世界的に有名なのが、ちょしゃ。桜井先生だ。オレキシンの発見は、睡眠学の世界でもドンデンガラリの大発見。オレキシンとナルコレプシーという奇病との関連が面白い。
とにかくこの本のキーワードは、「オレキシン」。オイラ初めて知ったなぁ。
その物質が明かした「覚醒」の意味とはなにか。すごく読み応えありすぎて、酔っ払った帰りの電車では少し重たかった。
最後には、レム睡眠とノンレム睡眠の関係にも触れていて、とにかく内容充実。
おすすめ度は5点中、3.8点。さすがブルーバックス。かなりの強者でした。
2011年4月7日木曜日
功名が辻(一)~(四) (文春文庫) [文庫] 司馬 遼太郎 (著) 、を読んでみた
またまた司馬遼太郎です。再読祭り。今度は功名が辻です。
最下級の侍から関ヶ原が終わったあとに土佐24万石を得た山内一豊とその奥方千代さんが主人公です。どうしても大河ドラマの千代役の仲間由紀恵の顔が浮かんでしまうところが難点でしたが、読んでみるとその面白さを再認識のココロ。やっぱり面白い。
山内一豊は、真面目が売り。才能に恵まれている訳ではないが小物でもない。合戦では勇気を出して戦うかなり豪傑な武士。その律儀さが幸運を呼び、千代と二人三脚で功名を得ていくのだ。
千代の意見を入れつつ、ときには千代に頼りきり、ちょこっとずつ出世していく。
生まれ持った才能で華々しく生きる物語と違って、とっても朴訥な一豊が気に入ってしまいますね。
最下級の侍から関ヶ原が終わったあとに土佐24万石を得た山内一豊とその奥方千代さんが主人公です。どうしても大河ドラマの千代役の仲間由紀恵の顔が浮かんでしまうところが難点でしたが、読んでみるとその面白さを再認識のココロ。やっぱり面白い。
山内一豊は、真面目が売り。才能に恵まれている訳ではないが小物でもない。合戦では勇気を出して戦うかなり豪傑な武士。その律儀さが幸運を呼び、千代と二人三脚で功名を得ていくのだ。
千代の意見を入れつつ、ときには千代に頼りきり、ちょこっとずつ出世していく。
生まれ持った才能で華々しく生きる物語と違って、とっても朴訥な一豊が気に入ってしまいますね。
なにより仲間由紀恵じゃなくて、千代が物語を盛り上げます。彼女の小気味な会話や、小袖を作る芸術のさいを見せてくれるところや、明るくお茶目な女性として描かれているところがいいです。
他の歴史小説は少し固すぎたりしますが、さほど堅い場面や表現がないので、司馬遼太郎を読んでみたい人にはとても入門編としてオススメ。
おすすめ度は5点中、4.8点。
最後の土佐一国をとってからのエピソード(角力虐殺)はちょいと引くから、満点じゃないです。
他の歴史小説は少し固すぎたりしますが、さほど堅い場面や表現がないので、司馬遼太郎を読んでみたい人にはとても入門編としてオススメ。
おすすめ度は5点中、4.8点。
最後の土佐一国をとってからのエピソード(角力虐殺)はちょいと引くから、満点じゃないです。
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